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文化に参加するためのFAQ

"憧れのウィーン舞踏会に、参加してみたいけれど・・・"よく聞かれるご質問をまとめました。
実際に参加するためのより詳しいご質問は別途承ります。

1.「ウィーンの舞踏会という世界に興味があるので、色々な情報がほしいです」

年に一度、「文化としてのウィーン舞踏会セミナー」を開催しております。舞踏会とは?の基礎知識から具体的な情報、画像・映像を交えての、日本でも唯一のセミナーにぜひご参加下さい。
セミナー他、舞踏会情報、参加体験談、クライネ・クローネ主催のイベント・その他お知らせなどの情報を、メールマガジン「クライネ・クローネ通信」にて不定期に配信しております。
ご希望の方は、お問い合わせフォームより「クライネ・クローネ通信希望」とお知らせ下さい。

※舞踏会セミナーは原則として都内開催。それ以外での開催をご希望の方はご相談下さい。

2.ダンスが踊れないのですが・・・

ヨーロッパの舞踏会では、ダンスはあくまでも素養のひとつ、コミュニケーションの手段。基本的なステップだけでも知っておけば、楽しさは倍増、踊りを申し込まれても気軽に踊れます。
初心者~上級者まで、本場で習ってみたいという方は、舞踏会シーズンでしたら現地のダンススクールでのレッスンをアレンジ、クローネマキコが通訳致します。レッスン内容は、基本的にはウィンナーワルツ、カドリール、ポルカ、他ご希望により、プライベートあるいはグループでも可。
初心者の方の場合、個人差もあり、何回受ければ舞踏会に参加できるかというご質問へのアドバイスは一概には難しいのですが、ちなみにクローネマキコは舞踏会の前に初めてウィーンでレッスンを受け、3回で社交ダンスひと通りの基本ステップを習いました。

3.日本で、ウィンナーワルツはどこで習えますか?

舞踏会に限らず、国際的な社交の場で踊られるのが、ワルツ、そしてウィンナーワルツ。
パーティーや、または映画などで優雅に踊る男女を見て、「自分も少しでも踊れたら」と思う場面に遭遇した方も多いはず。でもウィンナーワルツは、日本のダンススクールで習う場合はほとんどが競技用で、本場ウィーンの舞踏会で踊られているものとは少し違うようです。

ダンススクールに行かれる場合は、ウィーンの舞踏会でいつ踊りたいのでまずウィンナーワルツ、その他の種目は基本ステップのみ習いたい、と先生にお話されるとよいでしょう。日本では初心者にウィンナーワルツを教えませんし、全種目をきちんと習得するには数ヶ月~数年かかってしまいます。
なお、クライネ・クローネでは特にダンススクールのご紹介は行っておりませんが、ご希望でしたら知り合いの先生はご紹介致します。

また、クローネマキコはプロのダンス教師ではありませんが、「初心者を教えるレッスン」をウィーンで受けております。
クライネ・クローネでは年間を通してウィンナーワルツとカドリールの練習会を行い、"競技ではない社交のための"ダンスを、"初心者でもなんとなく踊れている"気分になれる、楽しめる程度のステップを基礎から、一緒に練習いたします。踊ってみたいなぁ、のご興味だけでもある方は、ぜひご参加ください。
東京以外の方で、少し体験してみたい場合には、往復の交通費をご負担頂ければ出張致しますので、ご相談下さい。

大事なことは、舞踏会は競技会ではなく、いかに上手に踊るか(“競技のダンス”)より、音楽を感じ、「楽しむこと」("社交"のダンス)であるということです。
ドレスを着て紳士にエスコートされワルツを踊れたら、少しでもプリンセスのような気分になれるかもしれません。

デビュタント達の入場~オペラ座舞踏会
デビュタント達の入場~オペラ座舞踏会

4.「カドリールって楽しい!」でもどこで習える?踊れる?

ウィーンの舞踏会では必ず深夜になると全員で踊る、カドリール(仏語読みではカドリーユ)は、フランスを発祥とする古典舞踊。 大変楽しい踊りなのですが、日本では教えられる人がほとんどいないため、舞踏会では日本人は踊れずに、楽しそうに踊る人達を見ているのが現状です。また、ポルカもよくかかります。
クライネ・クローネでは毎年、ウィーンオペラ座舞踏会の直前にカドリールレッスン会を現地ダンススクールで開催し、舞踏会参加の皆さんが楽しく参加されて、舞踏会に臨まれています。例外なく「とても楽しかった!」という声が届いています。

国内でも不定期にて、カドリール&ウィンナーワルツの基礎から、楽しくゆる~く練習する会を開催しております。
実際の舞踏会で踊られる本場のカドリールを日本で習える機会はほとんどありません。まずはカドリール会にお気軽にご参加ください。「全く踊ったこともない」という方でも、大丈夫!
ご案内をご希望の方は、お問い合わせフォームより「クライネ・クローネ通信希望」にご登録下さい。

5.舞踏会ではどんな服装をすればよいのですか?

各舞踏会にはドレスコード(服装規定)があり、格式の高い舞踏会ほど正装の着用が求められます。
オペラ座舞踏会では、男性は第一正装である燕尾服がドレスコード、王宮などの舞踏会ではタキシード、特別なものでは軍服、民族衣装などもあります。
女性はロングイブニングドレスが基本です。
エレガントなローブデコルテ、お姫様のようなイブニングドレスなど、デザインや色は様々。
バッグやアクセサリー、靴、ヘアアクセサリーなどの小物も、ドレスに合わせコーディネートしてみましょう。

クライネ・クローネから「参加プラン」にてお申込みされた方には、それぞれの参加舞踏会に応じて、クローネマキコがドレスコードを詳しくアドバイスいたします。ドレスは日本から持参されることをお勧めします。現地ドレスショップでの購入も可能ですが、合うサイズがあるかわかりません。レンタルでもサイズ直しのため、日程に数日の余裕が必要となります。

舞踏会に参加するためのドレスコードの遵守は必須です。わざわざ購入するのはもったいない、でも現地でレンタルする時間もない、という方は、残念ですがウィーン舞踏会への参加はあきらめてください。

イブニングドレスの一例
イブニングドレスの一例

6.フライト、ホテル、オペラやコンサートもお忘れなく。

せっかくウィーンに行くのだからコンサートやオペラ、話題のミュージカル、オプショナルツアーなども楽しみたい、という方にはご希望に応じて当会提携旅行会社がお手配いたします。

7.ひとり、あるいは女性同士でも参加できるのですか?

カップルが原則の欧米の社交界で、お一人(特に女性)での参加はお勧めいたしません。
女性同士の参加は絶対にだめではありませんが、現地のダンススクールからパートナーをご紹介することができますのでご相談ください。

*クライネ・クローネで紹介するパートナーは、プロのホストなどではありません。友人・知人を通じての紹介で、英語・エスコート・ダンスがきちんとできる方に引き受けて頂いております。謝礼等はお支払い頂きますが、相応の敬意と礼儀を持って接して頂くよう、お願いします。
尚、パートナーを紹介した一部の方から、「パートナーが気に入らなかったから楽しめなかった」という声が出ていることも聞いております。また、パートナーに非常に失礼な態度を取られる方もいたことから、今後はパートナーのご紹介手配サービスを見合わせて頂くこともございますのでご了承ください。

8.デビュタントになるにはどうしたらよいのですか?

日本でもテレビなどで、白いドレスを着てティアラを着け、オープニングで踊るデビュタント(社交界へデビューする人)達の姿が紹介され、憧れる女性は多く、当会へもお問い合わせを頂いております。
デビュタントとなるための、最低限の条件は次の通りです;

  1. 年齢制限(舞踏会により差がありますが、ここ数年で厳しくなっています)
  2. 左回りのウィンナーワルツが完璧に踊れること
  3. 現地でのオーディション、数回のリハーサルにすべて参加できること
  4. ドイツ語あるいは英語でのコミュニケーションに問題がないこと(リハーサルはすべてドイツ語)

    また、クライネ・クローネとして手配をお受けする場合の条件としては、

  5. 原則としてすでに舞踏会参加経験のある方とさせて頂いております
  6. クライネ・クローネでデビュタント参加の方は、マナーなどを含む<デビュタントプログラム>を受講して頂きます

日程:舞踏会によりオーディションや練習・リハーサルまでにウィーン入りしなければなりませんが、それらの日程は数日~数週間前など舞踏会によりまちまちです。
パートナー:舞踏会主催者側で手配してくれることはほとんどありません。当会でご紹介の希望は承りますが、デビュタントのパートナーは通常の参加の場合よりかなり難しく(オーディション、練習、リハの全日程にも対応できることが必要)、ご希望に添えない場合もございます。デビュタントでの参加が可能な舞踏会については、お問い合わせ下さい。

9.日本でウィーン舞踏会のようなパーティーや、デビュタントのようなイベントを開きたい

ウィーンの舞踏会に多数参加、自身もデビュタント参加経験があり、現地にてデビュタントのレッスンアテンド経験も豊富なクローネマキコが、企画・プロデュースをお手伝い、デビュタントの指導もいたします。
クライネ・クローネでは毎年(主に11月)、ウィーン舞踏会の雰囲気を少しですが再現した「夜会」を開催、オープニングでは、オリジナルの振り付けによるウィンナーワルツのデモンストレーションやカドリールのご披露なども行っております。
過去のプロデュース映像などは、You Tubeのクライネ・クローネチャンネルを参考にご覧ください。

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