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【会員限定】 オーストリア大使館商務部でのアドヴェント&イヤーエンドパーティーに参加

2021年12月

毎年恒例、オーストリア大使館商務部でのイヤーエンドパーティー。
Ingomarさん、Arnoldさん、商務部の皆様のお陰で、少しでもオーストリアそしてウィーンの空気に触れられました。屋上では六本木の夜景をバックに、ご一緒頂いたクライネ・クローネ会員の方々と、寒い中にもワインで乾杯!の楽しいひと時を過ごせました。

"クライネ・クローネ20周年+1記念"「ウィーンの夜会」~開催しました

2021年11月18日

クローネマキコの人生を変えた、ウィーン舞踏会。

その楽しさ、素晴らしさ、ダンスだけではない”文化”をもっと日本にも広めたい、の思いで始めたクライネ・クローネは、昨年2020年、設立から20周年を迎えておりました。

自身も毎年ウィーンで舞踏会に参加し続け、参加回数は昨年2月で120回を超えました。

人数やお食事などに制限がありながらも今年ようやく開催できた、20 周年+1記念夜会は、10周年の時に初めて開催した夜会と同じく「ウィーンの夜会」と命名。

オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラムから後援を頂き、オーストリア大使館商務部Ingomar Lochschmidt参事官は残念ながらオーストリアへの公式出張のためご参加頂けませんでしたが、お祝いのメッセージを送って下さいました。その最後は、「20年経ち、大人になったクライネ・クローネは、クライネ・クローネ(小さな王冠)ではなく、グローセ・クローネ(大きな王冠)と呼ぼう!」という文で締めくくられていました。

2年前にゲオルク・ハプスブルク大公をお招きした日墺150周年記念夜会でご披露したポルカと、ドナウワルツでのオープニングダンス、
今年は来日できなかった友人マティアスがウィーンからのオンライン挨拶参加、
念願だったパッヘルベルのカノン演奏や、
「夜の女王のアリア」(ソプラノ)、
20年支えてきてくれたマティアスからのお祝い動画、
そしてクローネマキコ自作の「クライネ・クローネ20年の歩み」スライド動画もご覧頂くなど、
クローネマキコの思いの詰まった記念夜会となりました。
最後にはもちろん恒例の、全員でのカドリール!で盛り上がったのでした。

出演下さった皆様、ありがとうございました♬
また、「夜会」に先立ちプレートでお祝いして下さったHOさん、当日素晴らしいお花をお送りくださったCTさんのお心遣いにも、ありがとうございました。

スライド動画、動画も近日中にHPにアップの予定です。


※「夜会」ご参加者で、写真リンクお知らせが届いていない方は、直接お問い合わせください。

オープニングデモ
マティアスがオンライン参加 お花を贈られました
un party produce鵜野さん オぺラのアリア2曲
有志五重奏 バイオリンと共に
Ingoさんからのメッセージ紹介
マティアスからのお祝い動画 「20年の歩みスライド動画」
最後はカドリール! 音楽関係を手伝ってくれてもう何年?塩入君

[クローネマキコ] 巨匠リッカルド・ムーティ率いるウィーンフィルのコンサート

2021年11月3日

昨年秋、日墺両国政府や航空会社も協力して実現した、ウィーンフィルの来日。
今年も、やってきました!
今年はオーストリア大使館商務部を通じての先行予約により、クローネマキコもコンサートに行ってまいりました。率いる指揮者は、今年80才、ウィーンフィルとの共演は実に50年にも渡るマエストロ、ムーティ。
1999年末にウィーン楽友協会にて、ウィーンフィルのシルベスター・コンサートを最前列で観て以来のマエストロのコンサートに、これまでの年月や、色々な出来事が思い起こされましたが、世界最高峰のオーケストラの演奏をムーティの指揮という場に、いられることの幸せを、かみしめました。

今年1月1日の、史上初「無観客ニューイヤーコンサート」での感動的なスピーチは、ウィーンや、ウィーン・フィルが好きな方々にとってだけでなく世界中の、音楽や文化を大事にする人々にとって、忘れられないものであったと思います。
毎月話しているタウンFMでも少し、ご紹介していますので、よろしければご覧ください;
https://www.youtube.com/watch?v=_9EP6UOHubE&t=625s  (8分10秒くらいから)

1年半ぶりの「カドリール&ウィンナーワルツの基礎練習会」開催しました

2021年10月29日

ようやく緊急事態宣言も解除となり、恐る恐るではありましたが、1年半ぶりに企画しました。
20名ほどのご参加で、マスクをしながらではありましたが、和気あいあいと開催となりました。
終了後は、いつもの餃子屋さんはお休みでしたが、近くの餃子店で、餃子とビールを堪能いたしました。
来年はまた、以前のように開催できることを祈っております。

【会員限定】 2021年ウィーンフィル来日公演のチケット

今年元旦のウィーンフィル・ニューイヤーコンサートの指揮と、感動的なスピーチをされたリッカルド・ムーティ率いるウィーンフィルが、来日公演します!
そのサントリーホールでのチケット先行予約を、オーストリア大使館を通じてクライネ・クローネ会員限定にて、ご希望の方々に手配させて頂きました。

[クローネマキコ] 世界遺産クラブで講演させて頂きました

2021年9月4日

ウィーン文化遺産が世界遺産リストから外される!?についての進捗状況や、ハプスブルク家末裔のお話、そして写真や動画を交えてのウィーン舞踏会のお話などをたっぷりとさせて頂き、クラブの会員の方々とも交流することができました。

【会員限定】 オーストリア大使館商務部でのカクテルパーティーに参加

2021年9月3日

毎年恒例、After Summer Cocktail Party が、今年も大使館商務部にて開催され、クライネ・クローネからは会員の方3名を抽選の上、お誘いいたしました。
今年はオーストリア・パラリンピック委員会の方々や大使も参加され、パラリンピック選手のオネア選手はオンライン参加にて、人数限定ながらも久々にオーストリアの方々との交流のひと時を、オーストリアワインと共に楽しむことができました。

「文化としてのウィーン舞踏会」セミナー&カドリール 開催しました

2021年4月18日

ウィーン舞踏会がなかったこの冬(涙)でしたが、久しぶりの舞踏会セミナーを4月18日に学士会館で、人数限定20名にて開催いたしました。

”ウィーン舞踏会の基礎知識”やよく聞かれる質問を、これまで25年以上に渡りクローネマキコが参加した舞踏会の写真や動画などを交えてお話し、クローネマキコの長年の親友でありダンスの先生の、マティアス先生がウィーンから登場、現地の人たちにとっての舞踏会とは?について短い時間ですが話してもらいました。

最後に20分ほど、ご希望の方々でカドリールを踊りました。初めての方々も、「見ているだけ」より「少しでも踊ってみたら」、とても楽しかった!という感想を頂きました。
また、皆さんへのお土産には、あのマリーアントワネットも好物だったと言われている、クグロフのほんの少しづつですがお出しいたしました。

皆様からは、やはりリアルはいいですね~のお声を頂いたイベントとなりました。
リアルイベントに多くの方々が気軽にご参加頂ける日が早く来ますように、祈るばかりです。

クローネマキコレポート【本当は今宵ウィーンで、オペラ座舞踏会だった…】

2021年2月11日

これまで20回以上、参加し、そしてこの20年は毎年日本から、舞踏会参加の夢を叶えたい方々をお連れしてきました。今年はウィーンも静かな夜なのでしょう…😔
これまでの、夢のようだったオペラ座舞踏会の写真を見返して、それがどんなに幸せだったか、そして来年はまた再びこの場にこれますようにと、心から願わずにはいられません。
It would have been Opernball this evening. Looking back many photos in the past, I really hope it will be taken place next year...!


番外編: この日の夜の、舞踏会が開催されなかったオペラ座の写真、友人より

クローネマキコレポート【ウィーンフィルニューイヤーコンサート2021】

2021年1月

今年は世界中の皆さんが、この特別な、無観客コンサートを特別な思いでご覧になったことでしょう。 色々な方々Facebook などでも書かれていますように、誰もいない観客席が映った時には、本当に無観客なんだ…と胸が痛かった。それは、演奏されていた楽団員の皆さんが一番感じられていたことと思います。

80才となる年であり指揮者としてウィーンフィルとの50年目という節目を迎えたマエストロMutiが、この難しい世界の状況下で異例となってしまった今年のコンサートの、プログラムに込めた思い、それぞれの曲で伝えられた思い、そしてアンコール前の異例にも長いメッセージには、音楽・文化を通じた、人びとや世界への思いが詰まっていました。彼の、そして楽団全員の、心の叫びとも思えました。
クローネマキコは、そのMutiのメッセージを受けた後の、「美しく青きドナウ」が特に、心にしみこむような感動を覚えました。これまでにもMutiの「ドナウ」を聞いたことは何度かあったし、日本でもウィーンでも数えきれない回数、「ドナウ」を聞いてきたけれど、私は音楽評論は素人なのでうまくは表現できませんが一番、感動した演奏でした。
「ドナウ」の曲の間、映像はたいていドナウの風景などが流されることも多いのですが今年はずっと、楽団員とマエストロを捉えて、表情と共に心も伝えていました。

楽団員、そしてマエストロMuti、彼らは無観客の客席にも関わらず、誰のために、誰に向かって、そして何のために、演奏されているのだろう…それは、“仕事だから”を超えていたことは、画面を通じてでも、ものすごく伝わっていました。世界中がこのような時期だからこそ尚更、Mutiが言われたように、演奏を通じて希望と喜びを、世界数十か国の皆さんに画面を通じてでも届けたい、そして音楽が、文化が持つメッセージを届けたい、それが使命だと。そしてそれは彼らがひとつとなって、確かに、世界中に伝わったと皆が感じたはずです。
演奏中はもちろんいつもと変わらず楽しそうな演奏でしたが、Mutiや、これも異例だったフロシャウアー楽団長のメッセージの間、後ろで聞いている楽団員の皆さんが笑顔だったのが印象的でした。音楽のメッセージを、使命を伝えるために演奏されて、晴れ晴れとしたそして誇らしい達成感に満ちていた、そんな笑顔の皆さんでした。

唯一、オンラインでの世界中からの“観客の拍手”が出たけれどやはり観客のいない客席…美しい歴史的なホールは、過去の偉大な作曲家たちの精神に囲まれている、とマエストロは言われたけれど、あの場には何百・何千という、人々の思いや魂もあったように私には思えました。
本当にありがとうございましたという気持ちでいっぱいになった、感動的なコンサート。年始早々、日本でも暗いニュースが多い中、あの演奏に出会えて幸せとすら思わせてくれました。
歴史に残るであろうコンサートを見られた、“歴史の証人”という大げさな気持ちになったのは私だけでしょうか。
同時に、今年は少しでも世界の状況が回復しますようにと、祈るばかりです。

“(音楽は)喜び、希望、平和、友愛そして愛をもたらし“、”文化はより良い社会を作るために大切“というマエストロの言葉を胸に、オーストリア文化のほんの少しでも伝えてきている会として、これからも、どんな状況でも続けていこうと、改めて思わせてくれたコンサートでもあったのでした。

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