日本・オーストリア文化交流会 クライネ・クローネ

今年は、オーストリア第二の国歌と言われるウィンナーワルツ「美しく青きドナウ」がヨハン・シュトラウスによって作曲されて150周年、また、ハプスブルグ帝国のマリア・テレジア女帝の生誕300周年。この２つをテーマと致しました。

ファンファーレが響き、クライネ・クローネの「夜会」としては初めての、「デビュタント」が6組入場し、まずは会場の皆様にご挨拶、そしてカドリールを。女性たちの頭上に輝いていた小さな王冠は、クローネマキコオリジナルデザインの、スワロフスキー製でした。
ソプラノによる「美しく青きドナウ」、オーストリア大使館商務部上級商務官ゲンザー様よりご挨拶を頂くと、デビュタントたちによるウィンナーワルツに大きな拍手が注がれました。 美しく青く装飾された会場で、初々しい中にも美しく厳かなデビュタントたちのセレモニーは、感動的ですあらあったと、ご参加の方々からも感想を頂くものでした。

オーストリアのスパークリングワインSektで乾杯！の後は、いつものように社交とダンスタイムをお楽しみ頂きました。

マリア・テレジア女帝の生誕300周年記念には、バロックダンス愛好会による「バロックダンス」をご披露頂きました。ひときわ華やかな衣装でのメヌエットやジーグ…バロック時代の雰囲気たっぷりのダンスでした。

後半は、クライネ・クローネの「夜会」恒例、本場ウィーン舞踏会のオペラ座舞踏会の映像に合わせての、全員でのカドリールは、今年も圧巻、大変盛り上がって終了となりました。

何度も練習に通って下さった、そしてわざわざ関西からご参加下さった、デビュタント12人の皆さん。
バロックダンス愛好会の皆様。
生演奏も今年で3年目の、学習院輔仁会音楽部の皆様、そして3年連続で演奏者の方々との調整すべてを取り仕切ってくださった輔仁会音楽部の塩入さん。
いつもお手伝い下さる中口さん、un party produce鵜野さん。
そして何より、関西や九州、四国などご遠方からはじめ、ご参加下さいましたすべての方々に、心より御礼申し上げます。

少しでもウィーン舞踏会の雰囲気、そして”非日常”をお楽しみ頂けましたなら幸いです。

動画は現在、アップの準備中です

オーストリアの”国母”と国民に言われている、ハプスブルク帝国の女帝、マリア・テレジア。歴代の帝国君主の中でも、今の時代にまで影響を及ぼすことになるいくつもの大改革を行いましたが、”マリー・アントワネットのお母さん”として名前は知っていても功績などは詳しく知らない、という方も多いかと思います。
そのマリア・テレジアについて、まずはテレビ番組から参考動画をご覧いただき、続いて、クローネマキコが今年ウィーンで見て来た記念展覧会や文献などを参考にまとめた、「マリア・テレジア基礎知識」をプレゼン致しました。
参加者の中には、クローネマキコよりもはるかに欧州の歴史、ハプスブルグ史に詳しい方もいらっしゃいましたので、その方々からのコメントと共に、短い時間でしたが基礎知識については勉強になった機会となりました。ありがとうございました。
来年からも、このようなプチ・勉強会を開催して参りたいと思っております。

大入り満員の30人で、三時間後にウィーンへ帰国するマティアス先生や友人パウルも、皆様とわいわい楽しいパーティーとなりました
オーストリアのビール、実は色々あって、なかなか美味しいですよ〜〜

大使館商務部のスタッフや商工会会員の皆さんは子供や家族連れ、そして毎年、大使館が支援をしている都内の養護施設の子供たちも招待してのBBQパーティーでした。
様々な事情（それも大人たちの）で親と生活できない子供たちも一緒に、大使公邸のお庭で「スイカ割り」や、昔懐かしい遊びに参加し、引率の先生と共に帰る途中も、私は夏休みの話やおもしろい映画の話など、することができました。

ほんの短い時間、少しでも夏の思い出としてもらえたらいいな、大人になるまでの施設での生活を幸せに過ごしてねと、思った夏の午後でした。

社会貢献やチャリティー…と大上段に構えたり大金を使わなくても、身近なところでできるところからさせてもらえる機会があることに、こちらが感謝の気持ちを持てた、夏の日でした。

しばらく30〜40人のご参加が続きましたが今回は比較的余裕を持って練習できました。
初めての方も多かったのですが、お楽しみいただけたようです。

前半はオーストリア文化フォーラムにてオーストリア大使館文化部一等書記官・オーストリア文化フォーラム代表 Konstantin Saupe氏による「オーストリアの世界遺産」。
知っているようで意外と知らない、自然や街、文化などの遺産を、美しい写真と説明とともに、見せてくださいました。
マリアテレジアやアントワネットも大好きだった夏の離宮、シェーンブルン宮殿に、一般人も借りられる部屋がある！と聞いて、俄然、その気になったクローネマキコでした・・・。

後半の懇親会は、2年前にクライネ・クローネ15周年記念イベントを開催させて頂いたオーストリア大使公邸にて、昨年、着任されたHeiss大使と、会員同士の懇親・社交も深めて頂きつつ、公邸シェフによるオーストリア料理、それにオーストリアワインもお楽しみ頂きました。
またこのイベントには、ミツコさんのお孫さんで画家である、ミヒャエル・クーデンホーフ＝カレルギー教授もご参加下さいました。
途中で大使が庭を解放してくださると、日本風庭園やかわいい東屋などで皆さんワイン片手に交流を堪能しました。

Heiss大使、Saupe一等書記官、ご協力くださいました方々に深く感謝いたします。

ちょうどお花見時期の土曜日でしたが、30人以上の方々のご参加で、まずは第一部「文化としてのウィーン舞踏会セミナー」では、ハプスブルグ時代からの「舞踏会」の意味や舞踏会におけるダンス、などのお話し、第二部・今年参加したウィーン舞踏会の画像、映像、特に前日、ウィーンから届いたばかりの、オーストリア国営放送で生放送された「オペラ座舞踏会」の模様を交えながら、そして第三部・コーヒー、デメルのクッキーとオーストリアワインで懇親会、という盛沢山のイベントとなりました。

第二部では特に、今年200回目という伝統と格式ある「法律家舞踏会」にて、デビュタントとして参加されたお2人が、わざわざ関西からお越しくださり、経験談をお話しくださいました。

ご参加下さった皆様、関西からのデビュタントのお2人、ありがとうございました♪

昨年着任されたHeissオーストリア大使に、ようやくご挨拶、クライネ・クローネの活動をご紹介できました。
大使公邸での文化イベント開催のご相談や、2019年の日墺修好150周年記念年のことなど、色々お話しさせて頂きました。
これからも日本とオーストリアの文化交流に微力ながら貢献させて頂く所存です

日本人として唯一、オーストリア国家公認マイスターの称号を持つ神田真吾シェフの本格的オーストリア料理が味わえる、銀座ハプスブルグファイルヒェンでのクライネ・クローネのランチパーティーは、満員御礼にて貸し切りで開催しました。
徳川家康を輩出した松平家本家ご当主で、日本イベントプロデュース協会会長の、松平輝夫様に冒頭ご挨拶を頂きました。
後半には短い時間でしたが、ドレスアップした皆様でのダンスタイムもあり、日中ながら少しの非日常をお楽しみ頂きました。